【HIS遊学旅プロジェクト】私たちが前旅にこのドキュメンタリー映画を選んだ理由

はじめまして!

駒沢女子大学 鮫島ゼミ 3 年 加藤由希です。

私からは今回、タイの数ある多くの映画の中からツアーの題材として『クワイ川に虹をかけ た男』というドキュメンタリー映画を選んだ理由についてお話ししたいと思います!


観光学を学ぶ私達のゼミは、スタディツアーをチーム毎に計画することになりました。そ の最初の段階として先生から目的地であるタイを深く学ぶために、旅をするきっかけにな るような映画を1つ選ぶという課題が出ました。


私達 4 人は、最初『レイルウェイ 運命の 旅路』というイギリスの映画を選びました。この映画のあらすじには、第二次世界大戦中の タイとビルマの間を往来する泰緬(たいめん)鉄道の建設に捕虜として日本軍に従事させられていたイ ギリス人の事実に基づく話と書いてありました。私達 4 人ともあらすじを読んだ時に、そ のような事実があったことさえ知りませんでした。そこで、今回スタディツアーを作る中で 歴史、平和、戦争という要素を学ぶというという意味からこの映画を題材にするという方向 にしました。


その後実際に、4 人で映画を観ました。映画が始まってすぐに日本人のイギリス人に対する 過激な行為を目にすることになりました。その後も過激なシーンは続きました。詳しくは実 際に観て知って欲しいので言いませんが、ラストシーンでの日本人通訳の永瀬隆とイギリ ス人のエリック・ロマックスとの和解シーンは何とも言えない感情になりました。私達は、 映画が終わってからもしばらくの間黙ったままになっていました。


映画を観て改めて、日本が加害者としての立場に当たるような事実が歴史としてあること に気づかされました。また、学校では学ぶことのない、教科書には書かれていない歴史に出会いました。その後、先生から当時日本人通訳であった永瀬隆さんが主人公である映画があ ることを教えていただきました。それがこの『クワイ川に虹をかけた男』というドキュメンタリー映画でした。


 私はこの映画に出会うまで永瀬隆という人の存在すら知りませんでした。実際、私達若者 の間では知らない人の方が多いいと思います。永瀬隆という一人の男が、タイに何度も訪れ るのには沢山の理由がありました。ただ償いたいという気持ちだけではなく、恩返しの気持 ちも強かったのだと思いました。


☝ 永瀬隆さん(提供:瀬戸内海放送)


過去の出来事から日本人というだけで嫌うイギリス人・タ イの現地の人は、永瀬=日本人という印象ではなく、永瀬を永瀬として受け入れていきまし た。この様な気持ちの変化は、永瀬ただ一人の戦後処理の証になっていました。それを強く 感じたのは、タイの人々が永瀬夫婦を「お父さん、お母さん」と慕っている様子や、かつての捕虜への拷問の記憶が鮮明に残りながらも永瀬を「友達以上」と言う様なイギリス軍元捕虜との和解の関係から考えることができました。しかし、ここまで来るのには沢山の拒絶や罵倒が降 りかかっていました。こうした出来事は伝えていくべき事実の話だと思います。


今後、まもなく戦争を経験した人はいなくなってしまいます。だからこそ、今私達が伝え ていくべき歴史、過去の過ち、事実、平和、和解の形があると思っています。 このような背景から私達は今回『クワイ川に虹をかけた男』という映画を選びました。 是非このような事実を知らない若者に見ていただき、知ってほしいです。

そこで上映会を開催します〜!!!!

詳しくは↓↓↓

●イベント概要

国際平和映画イベント 『クワイ川に虹をかけた男』 上映&スペシャルトーク 〜ツーリズムは世界の分断を克服できるか〜

日時: 2020 年 2 月 26 日(水) 19時〜21時30分

会場: 賢者屋 東京新宿店

募集人数: 50 名

参加費: 無料(事前予約制) 

こちらからアクセスしてください。

是非沢山の方とお会いできることを楽しみにしています。

※上記イベントは、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から中止となりました。



※現在、学生が企画したスタディツアーは2020年8月実施予定での募集しています。詳しい案内は下記よりご覧いただけます。新型コロナウィルスが収束することを願うばかりです!

協同企画 映画から始まる遊学旅プロジェクト
満田監督とめぐる、たった一人の戦後処理に込められた平和への思い
映画「クワイ河に虹をかけた男」の軌跡を訪ねる タイ5日間

SAMETAKU-LAB 鮫島卓観光デザイン研究室

鮫島ゼミ(観光デザイン研究室)の研究・大学教育・ゼミ活動・社会貢献などの活動をお知らせするサイトです。

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